潰瘍性大腸炎・クローン病が増えています ―ご相談を受け付けていますー
最近、当院では
潰瘍性大腸炎・クローン病(炎症性腸疾患:IBD)と診断された方、あるいはその疑いがある方からのご相談が増えています。
一昔前までは、IBDは「まれな病気」と考えられていました。
しかし現在では、食生活や生活環境の変化なども背景に、患者数は年々増加しています。
特に、
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10〜40代の比較的若い世代
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仕事や学業、子育てを担う世代
での発症が目立ち、日常生活への影響が大きい病気となっています。
潰瘍性大腸炎・クローン病でみられる主な症状
IBDでは、次のような症状が一定期間、繰り返し出現することが特徴です。
潰瘍性大腸炎で多い症
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血便が続く
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下痢が治らない
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排便回数が増える
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腹痛や腹部の違和感
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貧血を指摘される
クローン病でみられる症状
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慢性的な下痢
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腹痛を繰り返す
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体重減少
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発熱や全身倦怠感
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肛門周囲のトラブル(痔瘻など)
※ これらの症状が2週間以上続く場合は、早めの医療機関受診が勧められます。
早めの診断と、継続的なフォローが大切です
潰瘍性大腸炎・クローン病は、
早期に診断し、適切な治療を継続することで、生活の質を保つことが可能な病気です。
一方で、
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症状が落ち着いたため通院をやめてしまった
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薬を自己判断で中断してしまった
といったことが、再燃や重症化につながるケースも少なくありません。
当院での潰瘍性大腸炎・クローン病診療について
当院では、
症状や検査結果だけでなく、患者さんの生活背景も含めた診療を心がけています。
必要に応じて
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血液検査
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大腸内視鏡検査
を行い、現在の病状を適切に評価したうえで、治療方針を一緒に考えます。当院では、病状が安定している方の定期フォローや日常診療を行いながら、必要に応じて専門医療機関と連携し、無理のない診療体制を整えています。
重症例や専門的治療、入院が必要と判断される場合には、
連携医療機関へ速やかにご紹介いたします。
こんな方はご相談ください
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潰瘍性大腸炎・クローン病と診断されたばかりの方
- 血便・下痢症状が継続する方
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現在の治療や通院に不安がある方
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症状は落ち着いているが、今後の方針に迷っている方
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身近なクリニックで継続的なフォローを受けたい方
最後に
潰瘍性大腸炎・クローン病は、長く向き合っていく必要のある病気です。
病状を正しく評価し、継続的にフォローしていくことで、安心して日常生活を送ることができます。
どうぞお気軽にご相談ください。
はやぶさ内科ホームクリニック(西荻窪) 院長 山口
